ぎっくり腰 対策

ぎっくり腰になったら

悩み

自分がぎっくり腰に?!

 

なんてあまり考えたことはないかもしれませんが、ぎっくり腰になるとかなり痛いですよね。

 

まずどのようにしてぎっくり腰になるのかの原因と対策について学んでいただければと思います。

 

 

 

ぎっくり腰とヘルニアの違い

ぎっくり腰かと思って自宅療養をしたが、痛みがなかなか引かず、整形外科を受診したら椎間板ヘルニアだった。というケースがあるそうです。

 

 

整形外科疾患の中ではぎっくり腰と椎間板ヘルニアはよく似た症状だといわれていますが、この二つの疾患は全く違うものです。

 

 

ぎっくり腰の場合は、レントゲンやMRI撮影をしても腰部に異常が映し出されることはありません。

 

ぎっくり腰の場合は、日頃から負担がかかっている腰部に急激な動作が加わったことで、関節、筋肉、靭帯などを傷めてしまい、その部分に炎症を起こしたことで激痛が起きます。

 

これについて整体関係の人は「腰部の筋肉痛、ねんざのようなもの」「ふくらはぎの攣(つ)りが腰に来たようなもの」とも言っています。

 

筋肉痛やふくらはぎの攣りをレントゲン・MRI撮影をしても分からないように、ぎっくり腰もレントゲンには炎症部の異常は映りません。

 

 

一方の椎間板ヘルニアの場合はぎっくり腰のような筋肉痛レベルではないので、異常がMRIで正確に分かります。

 

背骨の椎骨と椎骨の間にはクッションの役目をする椎間板があります。
椎間板の中には髄核というゼリー状のものがあり、これは繊維輪という繊維の束で囲まれていますが、何らかの原因で繊維輪が破れて髄核がはみ出てしまったことで、神経が圧迫されて激しい痛みを引き起こすのが椎間板ヘルニアです。

 

レントゲンでも狭くなった椎間板は分かるようですが、椎間板ヘルニアの診断は骨を映すだけのレントゲンではなく、臓器を映すMRI検査で椎間板ヘルニアの診断を行います。

 

 

痛みの症状もぎっくり腰と椎間板ヘルニアには違いがあります。

 

ぎっくり腰の場合は突然の激痛が襲い、痛みで動けなくなりますが、痛む場所を冷やして安静にしていれば1〜3日で強い痛みは引いてきます。ですから自宅療養で回復させることが可能です。

 

椎間板ヘルニアの場合でも腰に突然の激痛を感じて動けなくなることがあります。
これは飛び出した椎間板・髄核が神経を圧迫してしまうので、腰の痛みはもちろん、腰から足先までの痺れが同時に起き、また、冷えを感じたり、感覚障害や排尿障害を起こすこともあります。

 

痛みは数日で治まるようなことはなく何週間も続くので、整形外科での治療が必要になります。
椎間板ヘルニアはけっしてぎっくり腰のように自宅療養だけで治せるものではありません。

 

 

ぎっくり腰と椎間板ヘルニアの違いを見て、ぎっくり腰の方が自宅でも簡単に治療ができる軽症なものなんだ!と安心してはいけません。

 

椎間板ヘルニアの患者さんのほとんどがぎっくり腰を過去に何度か経験しているということが分かっています。

 

つまり、この二つの疾患には違いはありますが、全く関係が無いとは言えないので、ぎっくり腰の予防と再発には気をつけるようにしましょう。